セロ弾きのゴーシュ

この本について ▼
発行 1934年(昭和9年)、宮沢賢治の死後に雑誌「愛国婦人」に掲載。未完成の遺稿と言われる。
作者 宮沢賢治(みやざわ けんじ)は、1896年〜1933年に生きた詩人・童話作家。岩手県出身で農学校の先生をしながら農業改良運動にも取り組んだ。「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」など独自の世界観を持つ作品を多く残し、37歳で亡くなった。
この章の要約▼
ゴーシュは映画館のセロ弾き。楽団の中で一番下手で、楽長にいつも叱られていた。演奏会は10日後。ゴーシュは毎晩遅くまで川のほとりの水車小屋で必死に練習していた。
どんなところに注目して読んだらよいか
ゴーシュはどんな気持ちで練習しているだろう?悔しさや焦りを感じる言葉を探してみよう。
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この章の要約▼
ある夜、三毛猫がやって来て「シューマンのトロメライを弾いてほしい」と頼む。腹を立てたゴーシュは「印度の虎狩り」を大声で弾いて猫を追い出した。
どんなところに注目して読んだらよいか
猫はゴーシュになぜ「こんやの演奏はどうかしています」と言ったのだろう?猫がゴーシュに気づかせたかったことは何か考えよう。
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この章の要約▼
次の夜、カッコウが来て「ドレミファを正確に教えてほしい」と言う。最初は馬鹿にしていたゴーシュだが、一緒に弾いているうちに「カッコウの方が正確かも?」と気がついた。夜明けまで弾き続けた。
どんなところに注目して読んだらよいか
ゴーシュはカッコウから何を学んだだろう?「音が正確であること」の大切さについて考えてみよう。
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この章の要約▼
狸の子がやって来てリズム練習の相手を頼む。一緒に弾くと狸は「二番目の糸がちょっと遅れる」と正確に指摘した。朝まで二人で弾き続けた。
どんなところに注目して読んだらよいか
ゴーシュは狸の子から何を教えてもらったのだろう?「リズム」や「正確さ」について考えてみよう。
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この章の要約▼
次の夜、野ねずみの親子が来て「病気の子どもをセロの音で治してほしい」と頼んできた。ゴーシュは戸惑いながらも演奏した。動物たちの間では、ゴーシュのセロに癒やす力があるという話が広まっていた。
どんなところに注目して読んだらよいか
ゴーシュ自身は気づいていなかったのに、動物たちは癒されていた。なぜそんなことが起きたのか想像してみよう。
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この章の要約▼
6日後、演奏会本番。動物たちとの夜ごとの練習で、知らないうちに上達していたゴーシュ。アンコールで一人舞台に立ち大喝采。楽長にも仲間にも「よかった」と言われ、ゴーシュはカッコウに謝った。
どんなところに注目して読んだらよいか
ゴーシュが上達できた理由は何だろう?動物たちのそれぞれの言葉がどう役に立ったか整理してみよう。
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